玉ねぎ農家のリアル|育てる人たちの想いと美味しさの裏側
更新日:2025年3月31日
美味しさの裏側には、必ず“人の想い”がある
私たちが毎日口にする野菜。その美味しさには、育てた人の“想い”が詰まっています。
淡路島の玉ねぎが「甘くて美味しい」と言われる背景には、手間と情熱が注がれた生産現場のリアルがありました。
今回は、はなびし青果の農家さんに密着し、そのこだわりと人柄に迫ります。
淡路島はなぜ“玉ねぎの聖地”と呼ばれるのか?
淡路島は温暖な気候と潮風、ミネラル豊富な土壌に恵まれた農業地帯。
中でも玉ねぎの生産は全国でもトップクラス。糖度が高く、加熱するととろけるような食感が特徴です。
収穫後すぐに出荷する「朝採れ直送」の仕組みも、美味しさを保つ理由のひとつです。
農家のリアルな1日|はなびし青果の作業風景と季節のリズム
農家の朝は早く、はなびし青果の皆さんも4時過ぎには畑に出ています。
収穫する玉ねぎの状態を見極めながら、1つずつ丁寧に手で抜いていく作業は、まさに職人技。
根を切り、葉を落とし、サイズを揃え、箱詰めしていく工程もすべて手作業で行われています。
季節によっては苗の管理や雑草取り、乾燥工程の準備など、目まぐるしい日々。
それでも「おいしいと言ってもらえるのが何よりうれしい」と笑う農家さんの姿が印象的でした。
「女性の感性が活きる農業」
はなびし青果では、女性のスタッフも多数活躍中。
野菜の扱い方はもちろん、「家庭で使いやすいサイズ感」「切りやすさ」「皮のむきやすさ」にまで気を配るのは、女性ならではの視点です。
「自分たちが美味しいと感じるものを育てる」という言葉が印象的でした。
美味しさの理由は“技術”より“想い”だった
玉ねぎの美味しさを決めるのは、土作り・タイミング・愛情。
「少し収穫が遅れただけで、味が変わる。1玉1玉と向き合っています」と話す代表の姿からも、その真剣さが伝わってきます。
除草剤をなるべく使わず、雑草は手で抜く。
雨風の強い日でも畑に出て、毎日観察する。
“野菜を育てる”というより、“人のために届ける”という気持ちが、美味しさにつながっています。
消費者とのつながり
はなびし青果では、通販で購入された方にも一言メッセージを添えたり、SNSで畑の様子を発信するなど“顔が見える野菜”を届けています。
実際、「ここで買うと他の玉ねぎが買えなくなる」というリピーターも多数。
価格ではなく、“信頼”と“つながり”が美味しさを決める時代です。
農家さんおすすめレシピ
- 丸ごと玉ねぎのスープ
じっくり煮込むと中までとろとろ。コンソメや味噌どちらでもOK。 - 焼き玉ねぎの醤油バター
両面をこんがり焼き、醤油とバターで仕上げるだけで極上の副菜に。 - ツナ玉ねぎ丼
スライス玉ねぎとツナ、マヨネーズを和えて、あったかご飯にのせるだけ!
よくある質問(FAQ)
- Q. 淡路島の玉ねぎって他とどう違うの?
- 糖度が高く、みずみずしいのが特徴。加熱するとさらに甘く、生でも辛くないのが魅力です。
- Q. はなびし玉ねぎはどこで買える?
- 公式通販サイト(BASE)で購入できます。
- Q. 肥料は?
- 海藻を使っています。人にも自然にも優しい農業を目指しています。